離島航路
離島航路について
我が国には、本州、北海道、四国、九州及び沖縄本島を含めて6千8百余の島嶼があり、そのうち4百余の島嶼に人々が暮らしています。国の海洋基本計画においては、国境離島の保全・管理が海洋の安全保障の強化に貢献する基層の一つに掲げられ、離島の保全等に資する振興施策として、離島住民の利便性の確保や地域資源を活用した海洋観光の振興を図る観点から、離島航路の安定的な確保維持を支援すること等が明記されているところです。
離島航路の多くは、島内の過疎化や高齢化に伴う輸送量の減少等により極めて厳しい経営環境下にありますが、本土と離島、離島間等の唯一の公共交通機関として当該地域の住民生活を支えています。